技術職から新規事業の企画職へ。
インフラを通して世の中をより良くしていきたい

2019年にリリースされた新規事業「ELTRES™ IoTネットワークサービス」に携わる部署でリーダーを務めるAbeさん。技術面でインフラを支えるだけでなく、自身が直接事業に関わり、「インフラを通して世の中をより良くしていきたい」という想いを実現するため、ソニーネットワークコミュニケーションズに入社しました。

前職は、大手通信キャリアでネットワーク機器の開発・設計から運用に至るまでを担う技術職として働いていました。現在は​​​​​​ ソニーネットワークコミュニケーションズのNURO事業部LPWA事業推進部に所属しています。2019年にサービスリリースしたばかりのLPWA（※）通信サービス「ELTRES™ IoTネットワークサービス」において、サービス企画職を経て、現在は回線の申し込みから解約までのオペレーション業務を担当しています。営業がメインにはなりますが、それだけに留まらず、サービスを改善するための企画やサービスを実装するための手段を考えたりと担う業務は多岐にわたります。
※LPWAとは、低消費電力や長距離のデータ通信を特徴とする無線通信技術

「ELTRES™ IoTネットワークサービス」はBtoBの通信サービスで、ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズができる面白い回線。お客さまのご要望をヒアリングし最適な回線をご提案するのはもちろん、抱えている課題にも寄り添い解決策を探すなど、ケースバイケースで柔軟に対応することが求められます。またチームリーダーとして業務自体の効率化やチームマネジメントにも取り組むなど、同じインフラ通信業界ですが、今までは取り組むことのできなかった範囲にまで幅広く携わらせていただいています。こういったベンチャーならではの仕事の割り振り方は新鮮ですし、今の仕事に面白さを感じています。

前の会社では、1度サービスをリリースしたら改良を加えづらいような保守的な考えが浸透している印象でした。お客さまが感じている課題があり、対策を打つ技術もあるのに、そこに取り組むことに前向きではない環境にもどかしさを感じていたんです。実はインフラ通信業界ではそういう会社は珍しくありません。しかしソニーネットワークコミュニケーションズは、まだまだ進化していくぞというエネルギーとスピード感が飛び抜けていた。そして企画職なら、自分の知識やスキルを活かしつつ現場の課題にチャレンジできる適職だと思いました。

以前インターネット環境がまったくない山岳地帯に「ELTRES™ IoTネットワークサービス」の導入依頼を受けました。電気すら通っていない難しい場所で、いかにインフラ環境を整えるべきかを本気で考えると同時に、改めてインフラの重要さを実感しました。こういった難題に会社が率先して取り組もうとすること自体が前職ではあり得なかったですし、お客さまのどんな小さな声でもしっかり応えようというソニーネットワークコミュニケーションズの気概を感じましたね。

ベンチャー気質がある会社なので、「明日より今日、もっと良いサービスを生み出したい」という強い使命感が社員の原動力になっている気がします。だからこそ1人1人が自分の意見を持っていますし、会社にもそういった個人の考えを取り入れる柔軟さや抜群のスピード感があります。

また私事ですが2022年9月に子どもが生まれたので、育児休暇を取得させていただきました。私が抱えている業務をどうやってカバーするか上司が真剣に考えて、体制を整えてくださる。仕事に全力な一方で福利厚生面でも助かっています。

「ELTRES™ IoTネットワークサービス」の認知度を高めて、皆さんの生活になくてはならない存在にまで浸透させることです。「ELTRES」が活用できる分野の1つ「IoT（Internet of Things）」は、世界的に見ても日本の普及率が低い。ネットワークを通じて遠隔でモノの見守りやコントロールができるなど、IoTを取り入れた通信サービスは、お客さまに自信を持っておすすめできるので、まず農業と交通整備の分野でのシステム導入を試みています。

私自身の思いは、シンプルに「インフラを通して世の中をより良くしていきたい」という使命感に尽きます。そのために「ELTRES™ IoTネットワークサービス」を深く追求していって、お客さまの良きアドバイザーとしての役割を極めていきたい。できればずっと現場で活躍するプレイヤーでいたいと思っています。

専門的な技術を持っていながら、それが仕事に活かせていないと消化不良になっている方は、技術や知識を最大限に活用できる環境が弊社には整っているので、ぜひ来ていただきたいです。