Y.Oguchi
法人サービス事業部
スポーツエンターテインメント部

「世にないものは自分たちで創る」
スピーディーな対応で実現する未来

スポーツエンターテインメント事業の移管に伴い、2018年にソニーネットワークコミュニケーションズへジョインされたOguchiさん。現在の仕事内容や入社前後でのイメージの変化、これから挑戦したいことなどについて話を聞きました。

顧客ごとにぴったりのサービスを設計することがエンジニアの腕の見せ所

現在携わっているプロジェクトや詳しい仕事内容について教えてください。

もともとソニー株式会社で電気回路設計やレコーダーの基板設計などの業務を経験し、スポーツエンターテインメント事業の立ち上げに加わりました。現在のソニーネットワークコミニュケーションズの部署では、エンジニアとしてスポーツに関する法人向けレッスンシステムの開発から、導入後の保守・運用まで幅広い業務を担当しています。

現在手掛けているのが「スマートスイミングレッスン」という、生徒さんの泳ぐ姿を複数のカメラで撮影して、自動編集することで指導に役立ててもらうサービスです。法人によって指導方法や進級基準の仕組みが違うので、スクールごとに運営方法を聞きながら、よりマッチするシステムや環境を作っています。お客さまの困りごとをあらゆる方向性から検討し、改善を加えていくことにやりがいを感じますね。

専門分野の知見を持ったチームと連携できるのが大きな魅力

2018年にソニーネットワークコミュニケーションズへジョインする以前は、どんなイメージを持っていましたか?

ソニーネットワークコミュニケーションズには、「So-net」など通信インフラ企業としてのイメージをもちろん持っていましたが、ベンチャー気質のある企業ということは知っていました。2013年に新しく「NURO 光」のサービス提供を始めるなど、やはりネットに力をいれているなという印象が強かったですね。

しかし、実際にジョインしてみると、実は通信インフラだけでなくクラウド開発やAIなど本当に幅広い分野の事業にもチャレンジしていることがわかりました。事業の立ち上げ・開発や、それに伴う組織変更も割と頻繁に行いますし、やると決まればスピーディーに対応してくれる。業務だけでなく人事の面でも、意思決定が早くベンチャー気質で非常に柔軟な企業だと思います。

他にも、当時は法人営業に強いイメージはなかったのですが、実際に転籍してみたらBtoBの事業体制や営業体制がありました。スポーツエンターテインメント事業はBtoB向けのサービスに力を入れるために移管されたので、さらなる事業拡大がのぞめると感じました。

もう1つ入社してから気づいたことがあって、システムの開発はそれに合った機器を組み合わせて作ることが多いのですが、ここでは手間がかかったとしても、欲しいものがない場合は自分たちで作る。ソニー製の自社製品を組み込んだりして、「世にないものを作る」という気概があるんですよね。エンジニアとして、そんなものづくりへの情熱はソニーと通ずる点があっておもしろいなと感じます。

ソニーネットワークコミュニケーションズで仕事をするメリットをどのように感じていますか?

ソニーネットワークコミュニケーションズならではの利点は、それぞれの分野に特化したチームと連携できる点です。例えばレッスンシステムでは、保守専門のチームとタッグを組んで事業を進めるため、お客さまの困りごとにスピーディーに対応できます。このようにさまざまな頼れる部署があるのも、「NURO 光」をはじめとしたインターネット回線を広げているソニーネットワークコミュニケーションズのバックグラウンドがあるからこそだと思っています。

あと、お客さまと実際に会って開発を進めることが多いので、意見を直接伺えるのが魅力です。スポーツエンターテインメント部ではお客さまが体験できるものを作っていき、実際に試していきながらより品質を高めていくという手法を取っています。あるスイミングスクールの事例では、既定の位置にカメラが配置できないため、カメラ台数を増やしながら、画角を調整していきました。対応の丁寧さやスピーディーさをお客さまからも評価いただき、私自身とても思い出に残っています。

「失敗を恐れずチャレンジしてほしい」の言葉が背中を後押し

エンジニアは多忙なイメージがありますが、残業は多いのでしょうか?

もちろん、スピーディーな対応を心掛けている分、繁忙期は労働時間が長くなってしまうことがあります。しかし、みんなで協力し合う風土が根づいているため、忙しいときこそお互いにサポートしあうという空気感があり、お休みは比較的取りやすい傾向にあると感じていますね。

そのほかに印象に残っている企業風土はありますか?

何よりいつも心強く感じているのが、チャレンジしたい気持ちをサポートしてくれる会社の精神です。役員含めて非常に協力的で、成長領域の事業でもしっかり説明すれば初期投資を惜しまなかったり、連携するべき部署を紹介してくれたりなど、積極的に後押ししてくれます。社長から言われた「失敗から学ぶことがあるから、失敗することを恐れないでほしい」という言葉も、私のなかで非常に印象に残っています。

AIを使ったスポーツ指導が当たり前の世の中を作りたい

今回、キャリア採用のコンセプトとして、「あなたの目指すCHANGEに実現力を。」というメッセージを掲げています。それを踏まえて、今後Oguchiさんがもたらしたい“CHANGE”を教えてください。

今関わっているスマートレッスンの事業をさらに広めて、スポーツにテクノロジーを駆使することが当たり前の世の中にしていきたいと思っています。私はこれを「スポーツ指導のDX化」と捉えているんです。実現するには費用やデジタル化されることによるセキュリティの問題など、課題は山ほどあるでしょう。その答えを見つけるためにも、いろいろな人から話を聞き、世界を広げて、自分なりの仮説を作ることが大切だと考えています。

ソニーネットワークコミュニケーションズは、昔から“世にないものは自分たちで創る”という精神を持ち続けてきた会社だと思っています。ここだからこそ実現できる未来があると信じ、これからもチャレンジを続けていきたいと考えています。