Y.Imachi
事業開発部

「安定した実績があるからチャレンジができる」
グローバルな舞台で力を発揮するために

グローバルに活躍できる仕事をするために、2020年ソニーネットワークコミュニケーションズへ中途入社したImachiさん。転職を考えたきっかけや現在の仕事の難しさ、やりがいなどについてお話を伺いました。

グローバルを舞台に自分の力を存分に発揮していきたい

この業界を目指したきっかけや転職の理由を教えてください。

学生のころから海外で働きたいという想いが強く、NGOのインターンとしてケニアで過ごしていました。そこでは、もうすでにモバイル決済が進んでいて、ITが人々の暮らしに浸透していることに直面したのです。これがとても衝撃的で、自分もこの変化の一部となって、ITで世界を変えたい。そんな想いを抱いてシステムインテグレーターへ就職をしたのですが、そこでの環境や業務の性質上、新しい価値を見いだすというよりは既存のサービスを構築し、安定稼働させる仕事。希望していた、グローバルで力を発揮していくというチャンスはありませんでした。

そこで、これまでの経験を活かせる商品企画というポジションに転向し、ソニーネットワークコミュニケーションズへ入社しました。ソニーグループの傘下ということで、大手企業にありがちな安定的で個人の裁量が限られているといったイメージを抱いていましたが、新しいことにチャレンジしていくという精神が旺盛な社風で、若手にもしっかりと裁量が与えられています。ちょうど会社としてもグローバル展開を強化していたタイミングだったので、自分の希望とも方向性のズレを感じることもなく仕事に没頭できています。

入社して初めてのチャレンジは「Nimway」の日本での展開

現在の仕事の内容や、携わっているプロジェクトについて教えてください。

私の所属する事業開発部は、主にサービスの企画からローンチまでを行い、その事業を担当してくれる部署に引き継いでいくことをミッションとしています。「Nimway」のサービス企画は、入社直後から担当していて、もともと欧州にあったスマートオフィスソリューションを日本で初めて展開しようという段階でした。

入社早々に、新規サービスの国内展開という大きなチャレンジを経験させてくれる度量の大きさは、安定した実績があるからこそだと思います。特に私の部署は、日々新しい業務を担当することが多いので、ベンチャー企業にあるようなスピード感と変化を特に実感できる環境かもしれません。

現在、力を入れて取り組んでいることはありますか?

私の仕事の一つに、日本のお客さま向けの要件や求められている仕様を欧州の開発チームにインプットするというミッションがあります。生活や環境の違いから日本側の要望が欧州からの共感をなかなか得にくいこともあるので、きちんと理解を得るまでは非常に根気が必要です。

たとえば、海外では広がっているBYOD(※)な環境ではスマホがあれば使えるサービスも、セキュリティの観点から日本では禁止しているお客さまが多いです。また、会社専用の携帯がガラケーの場合もあります。そんな日本と欧州の違いをディスカッションで理解してもらい、欧州チームと一体になってプロダクトを生み出したときの達成感は非常に大きいです。

アイデアを出すだけではなく、いかにスピード感を持って実現していくかも必要な役割。そういうハードな状況を乗り越えて、自分が成長していることを感じられるのもうれしい瞬間ですね。また経験したことのない分野での新規プロジェクトの企画にも参画することが決まり、新しい挑戦にも力を入れています。

※BYOD…Bring Your Own Deviceの略。個人が私物として所有しているパソコンやスマートフォンを会社の業務においても使用する形態のこと。

この環境で成長を続けて社会に大きな変化をもたらしたい

どのような環境で仕事を進めているのでしょうか?

ソニーネットワークコミュニケーションズには海外と日本、上や下といった関係を気にせずにフラットに意見を言い合える環境があるので、業務が進むスピードも非常に早いと思います。また、私の部署にはほかのソニーグループの社員も在籍していて、オープンにコミュニケーションを取らせてもらえます。自由な社風や大らかな人たちのマインドに育まれ、伸び伸びと成長していける環境があるのは大手企業でも珍しいことではないでしょうか。大きなグループ力の下で自立自走できる。ベンチャー精神を持って自分のやりたい事をやらせてもらえる。そんな恵まれた環境が整っています。

今回、中途採用の採用コンセプトとして、「あなたの目指すCHANGEに実現力を。」というメッセージを掲げています。それを踏まえて、今後Imachiさんがもたらしたい“CHANGE”を教えてください。

せっかく事業の立ち上げが経験できる部署にいるので、自分の志を貫けるような事業を生み出して、社会が良くなった瞬間を感じられたらと思います。その夢に向かって今は自分1人でもプロジェクトを回せて、グローバルでしっかりと活躍できるようなスキルを持ったジェネラリストを目指して精進中です。日々の業務でしっかり経験を積んでおくことが、いつか大きな“CHANGE”につながるはずだと考えています。