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PROJECT

もっと手軽にAIを
利用できる未来を。
独自のサービスが
中小企業や
スタートアップに
光を与える

Service:

クラウドコンピューティングやソニーのAI技術を駆使し、ソニーネットワークコミュニケーションズ独自の法人向けクラウドサービスを開発する、クラウド・ネットワークサービス部。企業の規模を問わず、お客さまに最適なIT環境を提供することをミッションとしています。このような信念のもと生まれるサービスは、どのようにつくられているのか。開発を担うエンジニアのなかから、技術責任者を務めるHirayamaさん、各サービスのチームリーダーを担当するTasakiさんに話を聞きました。

Member Profile
T.Hirayama

法人サービス事業部 クラウド・ネットワークサービス部技術2課 課長
2016年入社。

大手通信会社、ソニーグループ株式会社を経て2016年に入社。サーバー系、アプリケーション系エンジニアなどを経験し、現在はクラウド事業の企画開発、推進を担当。

H.Tasaki

法人サービス事業部 クラウド・ネットワークサービス部技術2課 チーフ
2018年入社。

新卒で2018年入社。勤怠管理のWebアプリケーション、リモートアクセスサービスなどのソフトウェア開発に携わった後、現在はリーダーとして2つの開発チームを率いる。

 
 

AIサービスをメインに、
クラウド、スポーツソリューションの3つの柱で展開中

はじめに、お二方が携わっている事業について教えてください

Hirayama:

私たちクラウド・ネットワークサービス部は、法人向けクラウドソリューションを開発・提供するチームです。IT人材の不足などから、システム運用に非常に苦労されている中小企業が多いなか、私たちはクラウドやAIの活用によってシステム運用の効率化を図り、お客さまの業務効率化、生産性向上に貢献することを目指しています。

どのようなサービスを取り扱っているのでしょうか?

Tasaki:

カテゴリーとしては大きく3つあります。1つ目はクラウドのAWS(Amazon Web Services)をベースとしたクラウドサービスで、お客さまが自社で簡単にシステム運用できる支援ツールや、勤怠管理システムなどがあります。2つ目はソニーのAI技術を使ったAIサービス、そして3つ目が、ソニーのセンシング技術とAIをかけ合わせたスポーツビジネス向けのサービスです。

そのなかでもAIサービスは、AIの専門知識がなくても誰でも簡単に使うことができる画期的なサービスで、今、ソニーグループとしても力を入れて取り組んでいるものです。具体的には、ディープラーニングを利用したAI開発ツール「Neural Network Console」やAI予測分析ツール「Prediction One」、AIによる画像判別ソリューション「ELFE」などがあります。

お二方の現在のお仕事を教えてください

Hirayama:

私はソフトウェア開発チームを統括しています。事業計画に則って、品質やコスト、納期までのスケジュールを意識しながら、全てのサービスを確実にリリースさせることが私のミッションです。

Tasaki:

僕はそのなかで、AWSの監視・運用代行サービスである「マネージドクラウド with AWS」と、先ほどの「Neural Network Console」というサービスの開発リーダーを担当しています。企画課と話し合ってどんなサービスにするかを決定し、それを技術的にどう実現していくか、ソフトウェア自体の設計だけでなく、基盤となる構造部分からどのようにつくるかを計画し、メンバーと協力しながら形にするのが僕の仕事です。

Hirayama:

私たち開発者は、企画課が考えたものをその通りにつくるわけではありません。われわれも企画段階から話し合いに参加して、開発技術者目線で「こういう機能を入れていこう」「こういうサービスにしていこう」と意見を出し、一緒につくっていく。それがソニーネットワークコミュニケーションズの文化です。だから当社には、自分がいいと思うものをつくることができ、さらに「自分がつくったサービス」だと実感しやすいという特徴があると思いますね。

部署を超え、会社を超えて、
ともにつくり上げていく

実際の開発はどのような流れで進めていくのでしょうか?

Hirayama:

当社だけでなく、ソニーグループ間で連携しながら進めていくことが多いですね。例えばAIサービスの場合は、ソニーグループ株式会社のR&DセンターがAIエンジンを開発し、ソニーネットワークコミュニケーションズがサービス化しています。社内でサービスを形にしていくときは、開発チームのメンバーだけでなく、AI事業を主管しているAI事業推進部の企画や営業担当、エンジンを開発する技術部のメンバーなどと連携しながら進めています。

Tasaki:

一方でクラウドサービスは、僕たちがサービス化したものをグループ企業のソニービズネットワークスが販売しています。そのため、向こう側の営業や、クライアントと直接やりとりしている現場のエンジニアなど、本当にさまざまな人たちと連携していますね。

Hirayama:

彼の言う通り、ソニーネットワークコミュニケーションズでサービスを開発をするには、社内外で多くの人たちを巻きこむ必要があるんです。Tasakiくんは早くから、そのような動きができることが分かっていました。彼は入社5年目ですが、入社からわずか3年弱で、今は2つの開発チームのリーダーとして活躍してくれています。

そのような若手の登用は、よくあることなのでしょうか?

Hirayama:

早い段階から裁量権を持ってリードしてもらう風土はグループに共通してありますが、ここまで早いのは珍しいかもしれませんね。今回、彼に任せてみたら想定以上の成果を出してくれて。早いうちから若手に権限と責任を受け渡すことが重要だというのは、私たちにとっても気づきでした。本人は大変かもしれないですが(笑)。

Tasaki:

そうですね(笑)。大変なこともありますが、扱っているトレンドのサービスにはもともと興味があるので、楽しく取り組めています!

僕はリーダーとして、「みんなと一緒にいいものをつくる」ことを心がけています。よく、上流/下流工程などといいますが、個人的には上も下もなく、それぞれに役割があると思います。そのなかで僕の役割は、全体を見て、メンバーが円滑に取り組めるよう目配り・気配りしながらハンドリングすること。みんなの意見も取り入れながら、少しでもいいものをつくりたい一心で日々働いていますね。

ネットワークの力で
中小零細企業・
スタートアップを
活性化させたい

クラウド事業や仕事のやりがいはどんなところにありますか?

Hirayama:

私は今から10年以上前、当時、世の中に出始めたクラウドに興味を持ち、「クラウドで新しい価値を提供したい」と思ってこの事業に携わるようになりました。そうして今、私たちがつくったサービスが多くのお客さまに喜ばれていること、それによって私たちの事業が成長していることを実感できるのは、大きなやりがいです。

Tasaki:

僕たちは日々、時間の制限や技術的なハードルがあるなかで、できる限り、お客さまにとって使いやすいサービスをつくることを目指しています。だから、それが実際にお客さまのもとに届いて、使用された感想が返ってきたときがやはり、一番嬉しくてやりがいを感じます。

では、今後ソニーネットワークコミュニケーションズでどのようなことに挑戦していきたいですか?

Tasaki:

今は資本力のある大企業しか使えないような高性能マシンを、中小・零細、スタートアップでも使えるようなビジネスの仕組みをつくりたいと考えています。チャンスをスタートアップにも拡げることで社会全体が活性化し、イノベーションが創出する社会を実現したいですね。

Hirayama:

私は新しい事業を推進していく立場にあるので、今後も、ソニーグループが持っているアセットと、それを活用できる環境を活かしつつ、サービスだけではないハードも含めた事業をつくっていきたいですね。は、全体を見て、メンバーが円滑に取り組めるよう目配り・気配りしながらハンドリングすること。みんなの意見も取り入れながら、少しでもいいものをつくりたい一心で日々働いていますね。

最後に、これを読んでいる就活生の方に向けてメッセージをお願いします。

Tasaki:

ソニーネットワークコミュニケーションズは「やりたい」と言えばチャレンジできる環境なので、成長しやすいと思います。やってみたいことがある、いろいろなことに挑戦したいという人は、ぜひ僕たちと一緒に働きましょう!

Hirayama:

新しいメンバーとともに、もっと事業を大きくしていきたいと思っています。みなさんが早くから主体性を持って活躍できるよう、私たちもしっかりサポートするので安心してくださいね!

PROJECT ソニーネットワークコミュニケーションズが実現するCHANGE

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