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個の成長が会社の成長。
貪欲にチャレンジし続ける人の集合体であり続けたい

下り速度、最大2Gbpsの高速インターネットで、業界の常識を塗り替えた「NURO 光」をビジネスの根幹に置くソニーネットワークコミュニケーションズ。通信業界の変化を見通し、常に業界の先陣を切り、さらなる事業領域の拡大、新サービスの展開を進めています。そんな環境で求められている人物像や、この会社での働きがいとはどのようなものなのか。NURO事業部長の永井さん、経営業務部門長の上野さんに聞きました。

Member Profile
永井 直紀

執行役員/NURO事業部 事業部長

2014年入社。「NURO 光」の事業初期フェーズから携わり、現在、NURO事業全体の責任者を務める。さらにソニー独自のLPWA通信規格を採用した「ELTRES™ IoTネットワークサービス」の立ち上げ、IoTサービスの責任者なども歴任。

上野 剛史

執行役員/経営業務部門 部門長

2001年入社。法務を中心に長くソニーネットワークコミュニケーションズに勤務。2021年4月執行役員となり、現在は法務、人事、総務、渉外から成る部門を統括している。

 
 

自ら手を挙げて、他社がやっていないことに先陣を切って挑戦する

まずは、お二方が入社したころの通信業界やソニーネットワークコミュニケーションズの状況を教えてください。

上野:

私は2001年入社の古株です。入社当時は「So-net」ブランドで提供するISP事業において、ダイヤルアップ接続からADSLへの移行が行われる大きな変革期でした。

永井:

私は2014年にソニーネットワークコミュニケーションズへ転職したのですが、「NURO」が立ち上がって2年目くらいのころでした。当時、「NURO」が打ち出した下り最大2Gbpsというスピードは業界の常識を大きく超えていたので、「そんなスピードが本当に必要なのか」という議論もその時期はありましたね。

上野:

光回線サービスが最初に世の中に出たときも、これほどの速度を必要とする社会はどのようなものだろうか、という議論がありましたが、通信に対する高速大容量化のニーズがとどまることはないというのは、歴史が証明しているように思います。

若手時代の仕事で印象に残っているエピソードはありますか?

上野:

私は基本的に法務畑を歩んできたのですが、ありがたいことに「自分がやりたい、やるべきだ」と思ったことは、どんどんやらせてもらえました。例えば、入社から数年後に、ふとしたきっかけがあって、将来は特許係争に関連した業務も担当できるようになりたいと考え、自ら手を挙げて知財渉外の仕事をさせていただきました。ほかにも、海外に飛び出して知見を深めたり、別のグループ会社で多国籍なメンバーで構成されるチームのマネジメントを務めたりもしたこともあります。ソニーネットワークコミュニケーションズの仕事を続けながら、さまざまな経験ができたことはとても幸運でしたし、自ら挑戦する社員を後押ししてくれる社風を私自身も実感しました。

永井:

私は一貫してNURO事業に取り組みながらも、同時にこれからはIoTのニーズが高まり、それを担う低消費電力・低コストの通信が必要だと考えていました。そこで自ら立ち上げたのが、現在、当社のメイン事業の1つに育っているLPWA通信サービス「ELTRES™ IoTネットワークサービス」です。これは、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社と連携した事業で、ソニーグループとしてもモバイル・無線通信事業というこれまでとは異なる領域での勝負であり、なんとしても成功させないといけないチャレンジでした。
最初に行ったのが人集め。各事業部の役員の方とも相談し、新規事業にチャレンジしたいメンバーをアサインしてもらいました。各事業がそれぞれやるべきことを抱えている中で各部署で中心的な役割を担っているような優秀な人材を多数アサインしていただき、私の想像を超えるような強力なプロジェクトチームを作ることができました。スムーズに進行できたのは、役員の方々が新規事業の重要性と成功のためには人材が鍵であることをよく理解していたからだと思います。
この大きなチャレンジを受け入れてくれたソニーネットワークコミュニケーションズは、とても懐の深い会社だと思いますし、チャレンジが次の新たなチャレンジにつながる社風があると思います。

日々、事業領域が拡大し、成長が加速していることを実感しながら仕事ができる喜び

現在、お二方が担当されている部署の課題や、その課題を解決するために挑戦していることはありますか?

永井:

現在、「NURO」はものすごいスピードでユーザーが増え、エリアも拡大しています。さらに、その通信インフラのうえに、さまざまなサービスを乗せる取り組みに挑戦しています。例えば、スマートホームやIoT、ヘルスケア系のサービスなどですね。他社と協業したり、ソニーグループのアセットを活かしたりすることで、今までの通信サービスにはない、新たな付加価値を世の中に提供したいと考えています。

上野:

同感です。当社では今、通信サービスを軸にして、ソニーグループのさまざまなセグメントとの連携によって、事業の多角化が進んでいます。私が担当するコーポレート系の部署には、多様な事業を支援するとともに、時には強力に事業を牽引する役割が求められていると感じます。そのような役割を担うためには、我々のチームにも、幅広いバックグラウンドや経験を持つ仲間がますます必要になってきています。多様な人材から構成されたコーポレート部門をつくり、そこでの取り組みを事業や経営に反映していくことで、会社の成長に貢献し続けていくことを日々目指しています。

ソニーネットワークコミュニケーションズは創業以来、今も変わらず攻めの通信インフラ会社として、新しいことに挑戦し続けているわけですね。

永井:

私たちは通信事業者としては後発組なので、他の会社と同じことをしても意味がありません。他がやっていない、新しいことをやることこそが、当社の存在意義でありミッションです。だからこそ、これからも業界の常識や慣習にとらわれず、新しいことにどんどん挑戦していきたいと考えています。

上野:

新たな挑戦によって、今、まさに事業領域が拡大し、会社の成長が加速しています。そういったダイナミックな変化を日々、実感できることは、ソニーネットワークコミュニケーションズで働くことの最大の醍醐味だと思います。

永井:

そうですね。また、さまざまな業界で蓄積してきた経験を、ソニーグループのアセットやリソースを活用しながら、新たなかたちで展開し、世の中に貢献できます。高品質なデバイスを自分たちで作れる通信事業者は日本ではほとんどなく、ソニーネットワークコミュニケーションズだけかもしれません。ソニーにはR&Dセンターなどさまざまな開発リソースもあります。そういったところと連携した仕事ができることも、当社の大きな強みだと思います。

ほかに会社の魅力や、社風について感じていることを教えてください。

永井:

私はもともとベンチャー出身なので、ソニーグループであることゆえの安定した基盤、組織や制度が整っている点はすばらしいと常々思っています。また当社はキャリア採用で入ってくる方がとても多く、いろんな業界のさまざまな文化が混ざり合っているところが大きな魅力ですね。とりわけNURO事業部は平均年齢も低く、若い人でも遠慮せず活躍できるのではないでしょうか。

上野:

私もそう思います。ソニーネットワークコミュニケーションズは個を大切にする会社です。個の成長の総和が会社の成長ですので、メンバー1人ひとりが自分の成長に対して貪欲で、新しいチャンレジを続けていく。そういう気持ちを忘れない社員の集合体でありたいと思っています。

永井:

失敗してもそれを次に活かせばいいのですから、当社には失敗を責める雰囲気はありません。むしろ失敗を歓迎し、失敗を恐れずに挑戦したことを讃える。そんな考え方が根付いているため、リスクがあっても新しいことに挑戦する社員が多いですね。

上野:

現状に満足せず、新たな領域にチャレンジしたいと考えている社員を後押しするため、定期的に社内募集をする仕組みも用意しています。会社がイニシアティブをとった通常の部署間異動とは別に、社員自らが手をあげて、オープンな形で、自分なりのキャリアを広げていくこともできます。

経験のなさを逆に活かして、固定観念や常識に捉われず自由に活躍してほしい

「こういう人に来てほしい」という人物像はありますか?

上野:

多様性を力に変えて会社を成長させていくために、今までの当社にはない経験や発想を持つ方を求めています。画一的で同質的な集団からはイノベーションは生まれないと思います。新しくソニーネットワークコミュニケーションズに加わっていただく方と、私たちが時間をかけて培ってきた技術や経験、チームワーク、そしてソニーグループのアセットを掛け合わせることで、予想できない化学変化が起きることを期待しています。

永井:

現在、当社では通信事業を中心とした新規事業の創出、既存事業の拡大に力を入れています。大手通信事業者からジョインしてくださる方も多いですが、さまざまな異業界から入社された方も多数活躍しています。通信の知見をお持ちの方であれば入社後のキャッチアップが早いという点はありますが、入社を検討されている方のこれまでの知識・経験、ドメインにこだわりはありません。今後はあらゆるサービスが通信と組み合わさる対象になってくると思うからです。

上野:

当社では配属部署や役割を細かく指定せずに募集を行う、オープンポジションでの採用を行うこともあります。面接では、過去の経験や自分が今持っている技術やスキルに過度にこだわらず、我々を取り巻く課題を解決するための新しいアイデアや、世界を変えていくための挑戦を楽しそうにお話しされる方が印象に残りますね。

永井:

ソニーネットワークコミュニケーションズのスタンスやモチベーションに共感できる人と一緒に働きたいですね。企画や新規事業という点でいうと、まずは手を動かせる人の方が結果を出していると思います。人に会うことに躊躇がなく、目先の技術や視点にとらわれず長期的な目線で考え、今できることを「まずやってみる」人が活躍していますね。

最後に、これを読んでいる方に向けてメッセージをお願いします。

永井:

特に新入社員などの若い人は入社後に、どうしても先輩や上司に遠慮してしまうところがあるのではないでしょうか。ソニーネットワークコミュニケーションズでは、そんなことは一切気にする必要はありません。思ったことは積極的に発言してほしいし、やりたいことはどんどん行動してほしい。そんな主体性が求められる環境で成長したい人には、ぜひ当社を目指していただきたいですね。

上野:

当社は自ら行動して、自ら何かを変えたいという情熱を持っている人にはとてもやりがいがあり、楽しい会社です。特にこれから社会に出ていく若い人には、いわゆる固定観念や常識に捉われない発想を求めています。経験がないからこそ見えるもの、恐れを感じないで挑戦できることはたくさんあると思います。自分にしかない視点を大切にして、当社で思う存分活躍してほしいです。

永井:

通信インフラという仕事は、どのような内容でも世界を変える役割を担っています。そして、1人ひとりが描いている理想の未来を実現するためのアセットが、ソニーネットワークコミュニケーションズおよびソニーグループにはあります。

上野:

社会を、そして未来を変える、壮大で個性的なビジョンを持っている人に、ぜひソニーネットワークコミュニケーションに来ていただきたいと願っています。

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