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「キャリアの始まりは
好奇心から」
新卒エンジニアが感じた、
自分のやりたいことができる環境

M.Ono
法人サービス事業部 スマートプラットフォーム部
※ 所属部署・内容は取材当時のものです

事業の大きさや将来性に惹かれ、新卒でソニーネットワークコミュニケーションズへ入社し、モバイルアプリのサーバ開発業務に携わっているOnoさん。チームで働くことの楽しさや仕事のやりがいなどについてお話を伺いました。

 
 

就職先を選ぶために
意識した3つの軸

就職活動では、どのような価値観や基準を持って取り組んでいましたか?

「自分のやりたいこと」、「やっている事業の大きさや将来性」、「自分が働く姿が想像できるか」の3つの軸を持って就職活動をしていました。
当初から明確な目標があったわけではありませんが、スマートホームに漠然と興味を持っていたため、その領域の事業を扱っている企業を探していたところ、現在の会社を見つけました。
スマートホームはインターネットとの親和性が非常に高いと感じており、特にIoT技術との結びつきが強いと考えています。当時、ソニーネットワークコミュニケーションズが通信事業の「NURO」を展開していることは知っていましたが、IoTにも取り組んでいることは知りませんでした。
自分の関心領域であるスマートホームとIoTの事業を展開しているこの会社なら、幅広い経験を積める環境が整っていて、新しい技術に触れながら成長を実感できるのではと思い、入社を決めました。
また、多種多様なアセットを持つソニーグループだからこそ、さまざまな挑戦の機会が多く、自分の力を試せると思ったのも就職先に選んだ理由です。

現在の業務内容やチームの雰囲気を教えてください。

現在はPythonとJavaを使ってバックエンド開発に携わっています。基本設計から詳細設計、実装、テストまで幅広く関わっており、システムのメンテナンスやお客様のトラブルシューティングなど運用に関わる部分も担当しています。
私のチームは10名ほどのメンバーが所属しており、チーム内は自由に意見を出し合える雰囲気があります。「とりあえず聞いてみよう」という文化があるので、開発を進める上で非常に助かっていますね。技術的な議論も活発に行われているので、刺激を受けながら仕事に取り組めています。
また、メンバーの年齢も近く、昼休みにランチへ行ったり仕事終わりに飲みに行ったりなど、業務以外の日常会話も気軽にできることから働きやすさを感じています。

一人ひとりのメンバーが
自分の働き方を
大事にしている

実際に入社後に感じたギャップなどはいかがでしたか?

実際に入社して驚いたのが開発のスタイルでした。入社前は「エンジニアは決められた要件に沿ってただ開発するもの」だと思っていたのですが、私の所属する課では、要件が定まっていない段階でも、やれるところから先行して取り組み、アジャイルで進めていくところに良い意味でギャップを感じましたね。
さらに、メンバーそれぞれが自分のスタイルで仕事に取り組んでいるのも印象的でした。オフィスはフリーアドレスで、毎日違う場所で働いている人もいれば、「朝の集中したい時間は自宅」「午後の会議が多くなる時間になったら出社」など、自分の働き方を大事にしている人が多いと思っています。

現在関わっているプロジェクトの内容やその魅力について教えていただけますか?

入社して最初の1年は、社内の既存アプリの改修に関わることが多かったのですが、現在はインフラ事業者の会員管理をDX化するモバイルアプリ開発に取り組んでいます。
アプリを通じて会員情報やインフラの利用料金、使用量などをリアルタイムで把握できるようになるため、顧客の利便性が大きく向上するほか、企業側も顧客対応の効率化が進み、迅速なサービス提供が可能になります。
さらに、アプリ内で取得したデータを分析し、顧客ごとの利用パターンやニーズを把握することで、よりパーソナライズ化されたサービス提供やプロモーションの実現も見据えています。
その一方で、社内向けではなく外部企業向けに機能を提供するため、これまでと個人情報の取り扱いやセキュリティ面が大きく異なり、大変なことや苦労する部分もあります。それでも、チーム全体として「0→1」の開発プロジェクトに関わることは初めてなので、みんなで知識を共有しながら進めていますし、チームで議論する機会も増えました。
自分にとっても、先輩から新しい技術や手法を学ぶことが多く、新しい学びや気づきを得ることができていますね。

結果を気にせず、
思ったことはすぐに
行動に移す姿勢が大切

ソニーネットワークコミュニケーションズが求める理想的な人材像や資質はどのようなものだと思いますか?

「思ったことをすぐに行動に移せる人」だと思います。
現代は、AIやブロックチェーンといったテクノロジーや市場の動向が急速に変化するため、状況に応じて素早く行動し、結果を気にせず試行錯誤しながら改善を繰り返せる人が求められていると感じています。
既存のやり方や考え方をどんどんアップデートし、チーム全体の成長につなげていくためにPDCAを回せる人が、新しい価値や体験を生み出せると考えています。
また、仕事は自分一人でできることはほとんどなく、チームや関係者と協力しながら進めていくものです。自分の考えや課題を適切に発信し、周囲を巻き込んで情報を共有していくとともに、人の意見を否定せず、相手の意見を受け止めながら建設的な議論を行うこと。そして、最適な解決策を考えていくことが必要とされるでしょう。

最後に就職・転職希望者にメッセージがあればお願いします。

まだ「やりたいこと」が明確でない方も多いと思いますが、社会には想像以上に多様な仕事があり、選択肢は無限に広がっています。重要なのは、完璧な答えを出そうと焦るのではなく、自分の興味や成長できる環境を少しずつ探っていくことが大切だと思います。
実際に働いてみないとわからないこともたくさんありますし、キャリアは一度決めたら終わりではなく、変えていくこともできます。
たくさんの情報に触れ、色々な人の話を聞きながら、自分に合った「面白そう!」を見つけていってください。

Profile :
M.Ono
法人サービス事業部 スマートプラットフォーム部

大学院卒業後にソニーネットワークコミュニケーションズへ新卒で入社。ソフトウェアエンジニアとして、社内の既存アプリの改修やクライアント先のモバイルアプリ開発などに携わっている

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