4月26日、長野県佐久市にある『So-netの森』で第38回森林整備活動が行われ、社員とその家族合わせて29人が参加しました。当日は初夏の訪れを感じさせる快晴で、新緑に囲まれての活動となりました。
今回の活動について、So-netの森事務局の岡村がレポートします。

新緑に囲まれながら、植栽作業開始
この日の佐久市大沢地区は夏のような日差し。初夏の風を感じながら、今回の活動場所である標高900メートルの地点へ。
森林活動をお手伝いいただいている大沢財産区の柳沢議長に今日の活動の説明を受け、植栽活動をスタートさせました


今回の活動は、カラマツの苗木を植える作業です。
唐鍬(とうぐわ)と呼ばれる細長い鍬で山の斜面に穴を掘ります。そしてカラマツの苗木を植え、土をかぶせてしっかり踏み固めます。




慣れない傾斜のある土の上での作業に最初は四苦八苦するも、次第にそれも慣れていき、休憩後は一気にスピードアップ。最終的に植えた苗木の数は1,000本にもなりました。

作業現場の奥には大きなカラマツの木が。ここまでなるには30年はかかるらしいと聞き、30年後がとても楽しみになりました。ぜひ子ども達には見にきてもらいたいです。

作業の後は...
作業後は、大沢財産地区の方々が用意してくれていた料理を楽しむ時間。手作り豚汁や煮込み、ウドの酢味噌和え、山菜のコシアブラ、タラの芽の揚げたててんぷらをいただきました。
あまりの美味しさに自然と顔がほころびます。参加者の笑顔は、地元の方々の温かさやお力添えがあってこそと、実感しました。




参加者からのコメント
参加した社員からは、こんなコメントが寄せられました。
「徐々に急斜面になっていく作業場所で、滑り落ちないよう踏ん張りながら、そしてまわりのみんなと無事を確認しながらの作業は、日常では味わえない貴重な体験となりました」
「私の地元である長野、見慣れた浅間山が見える場所での初めての植林。その後、満開の桜の下で山菜料理を味わう時間は最高でした。自然と故郷を大切にしていきたいと感じる良い機会になりました」
「普段はデスクワーク中心のため、職場の方々と自然の中でともに活動する新鮮さを改めて感じました。植林を通じて環境への関心がさらに深まり、桜の木付近での昼食会も心に残るひとときでした」
最後に
近年の気候変動による日本や世界中で起こっているさまざまな災害から、みなさまも地球環境を身近なこととして捉えているかと思います。
我々も、通信事業、IoT、AIなどの事業を推進する一方で、事業活動に伴う環境への配慮も忘れてはいけないと考えています。
当社は「So-netの森」を
1. 身近な自然を育み、次世代へ維持・継承していくための活動の場
2. 環境保全や生物多様性について改めて考える場
と位置づけ活動してまいりました。
これからも森林活動を通し、自然環境の中での森の役割や伐採された木がどのように生まれ変わるのかを学び、環境保全や生物多様性について考えていきたいと思います。
◆直近の活動の成果