5月11日、長野県佐久市にある『So-netの森』で第36回目となる森林整備活動が行われ、社員家族も含めて38名が参加しました。天候にも恵まれ、充実した活動を実施することができました。
今回の活動について、So-netの森事務局の大森がレポートします。

山の上の植栽地で作業開始
本日の作業場所は標高900メートルの地点、そこからの眺めは、まさに絶景。ここは材木を伐採した跡地で、700本のカラマツを植える予定です。

怪我をしないよう作業の注意事項の説明後、熱中症への注意事項も。

その後苗木の入った袋(一袋あたり15~20本)と鍬を受け取り、5班に分かれて植栽活動をスタート。
斜面に移動すると、植栽場所の目印として赤い割り箸が並んでいます。班ごとに細かい作業手順の説明を受け、現地の方の指導を受けつつ、植栽を開始しました。

鍬で山の斜面に穴を掘り、苗木を植えて、土をかぶせてしっかり踏み固めます。一本一本、未来の森をつくる作業だと思い、丁寧に植栽を行います。

穴を掘ろうにも根が邪魔をするなど体力が必要ですが、意識を集中して鍬で穴をザクザク掘る作業はストレス発散にもつながり、気持ちよかったです。大自然の中だからか、皆さん疲れていても笑顔があふれ、会話も弾みました。

熱中症にならないよう休憩をはさみつつ、麦茶や栄養補給ゼリーを補給しながら2時間ほど作業を続けました。そして、見事700本の苗木を植えきり、道具の忘れ物がないようチェックして、本日の作業を終了。充実した活動となりました。

作業を終えて
カラマツの植栽を終え「大沢森の分教場」へ戻ると、現地の方々がお昼ごはんを用意してくださってました。愛情たっぷりの手作り豚汁や煮込み、野沢菜は、疲れたカラダに染み渡ります。お昼ごはんの後、ボランティア参加した社員の家族同士で交流している姿も印象的でした。
また、地元の方のお話から、伐採された木がどのように生まれ変わるのか、森がどのように育つのかを学び、林業の大切さを実感するとともに、私たちが植えた苗木が50年後、大きく育っている姿を想像して今回の活動を終えました。

参加者からのコメント
「久々の参加です。以前は子供を連れてのファミリー参加でしたが、今回は単独参加で自分の体力を試しに来たところ、斜面でのカラマツ植栽で返り討ちにあいました(笑)」
「思った以上の急斜面で土を掘るのはなかなか大変でしたが、苗木でいっぱいになっていくのが目に見えるので達成感がありました。スピードではなく丁寧に作業してくださいとのお話しがありましたが、スピードが速い人が近くにいると植えるところがなくなってしまい、次に作業する場所を探すのが大変でした」
「鍬を使って掘るのがすごく面白かった!もっとやりたかった!マイ鍬が欲しい!と、息子たちは初めて鍬を使った作業がとても楽しかったようです」
「初めての植栽でしたが、斜面での作業は思った以上に大変でしたが、大変だった分、自分が植えたカラマツが大きく育った姿を見たいと思えました。とても暑い中でしたので、麦茶やゼリー、飴の支給は、全員がありがたいと思ったと感じましたので、準備の大切さも学びました」
最後に
自然に触れたい、家族で新しい体験をしてみたい、他部署や自部署の人と親睦を深めたいなど、参加の動機は人それぞれでよいと思いますので、まずは気軽に参加して、楽しんでいただき、活動の中で環境などについて考えるきっかけになるといいなと思います。
ソニーネットワークコミュニケーションズは、これからも自然環境保護に取り組んでいきます。