ビジョン
説明ムービー
字幕テキスト全文
わたしたちは、今、大きな歴史の転換点に立っています
AI、IoTを始め、情報通信環境が大きく変化していく時代に
わたしたちはどうあるべきか
通信インフラの提供する情報通信のスピード、クオリティ、
そしてクリエイティビティを高めていくこと
さらに社会と人類の進化のスピードを速めていくサービスを
次々に提供していく存在になることが必要なのではないでしょうか
昨年まで、わたしたちは来たるべき未来に備え
NUROブランドを刷新し、IoT、AI等の事業インキュベーション、
グローバル展開を見据えた、
あたらしいSony Network Communicationsへと体制を整えて来ました
目標に掲げていた『第4のキャリア』という構想も
あと数年のうちに達成することを確信しています
しかし、この社会変化のスピードに追いつき、リードするために
まだまだ、われわれ自身の変化のスピードアップが必要です
時代をリードする通信インフラとなり、あらたな時代をつくるサービス事業者となる
来たるべき時代にわれわれが進んでいく道をクリアに示していくために
あらたなコーポレートビジョンを策定致しました
では、日々、今までの常識が覆され更新されていく
この時代にわれわれに必要なビジョンとはどういったものでしょうか
「最も大きいもの、強いものが生き残るのではない
最も柔軟に変化するものが、生き残るのである。」
という言葉があるように、ビジネス環境はもちろん、社会を取り巻く環境
そして地球環境を含め猛スピードで変化が起こる
この環境変化の中で、生き残り
次の時代をつくるのは、人も企業も、進んで変化するものだけです
わたしたちは、そんな変化しようとする人と企業を支え
そして自らも誰より速く変化、進化していく
人の、企業の、そして人類そのものの変化のスピードを速め
この環境の激変を追い風にしていく
「INFRASTRUCTURE of CHANGE.
人類の変化を支える、インフラへ。」
これが、わたしたちのあらたなビジョンです。
わたしたちは、単なる通信インフラではない。
速さ、快適さ、安心、サービスはベースにすぎない。
第4の固定通信キャリアとして、
今までにない通信キャリアの「道」を切り拓いていく。
わたしたちが支えるのは、人類の「変化」そのものだ。
情報環境、ビジネス環境、生活環境、地球環境
わたしたちを取り巻く環境が、猛スピードで変化する時代。
自らが変化し、それに対応する。
人類の進化のスピードを支えるインフラになる。
変化を望む人と企業を、支え、導き、背中を押していく。
この新たな道を実現するために。
- 守るインフラにはならない。攻めるインフラであり続ける。
- 通信サービスではなく、事業インキュベーションのインフラとなる。
- 情報ではなく、変化と進化を届けるインフラになる。
- ソニーグループの資産を最大限活かし、クリエイティビティとテクノロジーが
生み出す「感動」のインフラとなる。
わたしたちが高速化しているのは、人類の進化のスピードだ。
わたしたちのビジネスの成長は、人類の変化・進化の総量の成長だ。
わたしたちは人類の「チェンジ・インフラ」となる。
INFRASTRUCTURE of CHANGE
Sony Network Communications
安心、安全、快適という守りの通信インフラから一歩踏み出し
時代を変えていく、攻めの通信インフラになる
これは、チャレンジャーであるわたしたちが、やるべきことであり
わたしたちにしかできない、挑戦であると考えています
続いて、このビジョンを実現するための
わたしたちのあたらしい行動指針を発表致します
1つ目は、Challenge
「リスクを取って、自ら攻める。」
攻めのインフラであることが、何より大切だと考えます
そして、適切にリスクテイクすることを恐れないこと
評価や行動基準も常に減点法ではなく、加点法でなされるべきだと考えております
その姿勢が単なる安心、安全、納得を超えて
お客様にあらたな感動と驚きを与える、わたしたちらしい
他社と一線を画した「顧客満足」を生み出すと信じています
2つ目は、Higher speed
「変化のスピードを、進化のスピードで超えていく。」
環境変化に後追いでついていくことは、絶対にしない
通信のスピードも、自分たちのビジネスのスピードも
すべてにおいて圧倒的なハイスピードを実現していくべきです
スピードとトライの繰り返しこそが、変化の質を高めていくはずです
3つ目は、As one
「共創が、進化と成長を生み出す。」
わたしたちは非常に恵まれた多様な人材の中で働いています
ただ、まだまだその連携、共創のシナジーが生み出しきれてはいないと感じます
また、ソニーグループとの連携を含めて
人材リソース、グループリソース、自らの資産を最大限に生かすために
共に戦っている仲間の力を活かすことを、ぜひ常に頭において行動してください
4つ目は、No other
「自分たちだからできる変革を、誰にもできない変革を。」
これはソニーグループとしても長年掲げて来た思想ですが
今こそ”No Other”を合言葉にするべきだと考えます
わたしたちは決して通信インフラをコモディティにしない
サービスもプロダクトも常に
アイデアと工夫と戦略性に満ちたものを提供し続けましょう
最後は、GEnerate
「変革の熱源になる。」
なによりここにいるすべての人が
自ら情熱をもってこの大きな変革の第一歩を踏み出してくれること
喜んで、ファーストペンギンになってくれることを期待します
パッションのないところに新たな変革は絶対に生まれない
情熱こそが変革のエネルギーの熱源となる
通信インフラ業界に、そして社会に、変化を起こし続けることに
誇りと情熱を持ち続けられる
そんな組織、企業を目指しましょう
そして、この5つの指針の頭文字をとると「CHANGE」
まさに、変革の合言葉となります。
この5つの「CHANGE」をあらたな行動指針として
今日からわたしたちは一気に変革のスピードを上げていきます
通信をもっと速く、自由に、変革していくことで
人類の進化をもっと速く、自由にしていきましょう
こんなふうに
以上で、私たちのあらたなビジョンと行動指針の発表を終わります
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
代表取締役 執行役員社長
渡辺 潤